こんにちは、サボリです。
パリからボルドーに向けて移動中です。
途中のロワール地方、トゥールという街で一泊しました。
トゥール駅に着いたのが朝8:00。ホテルのチェックインが15:00。
7時間もどうすんのさ。。。
自分の計画のつめの甘さに辟易しながら、マクドナルドで作戦会議。
とりあえず街中を歩いてみようかと、ウロウロしてきました。
トゥールの街は意外とコンパクトで歩きやすく、主要な観光地は半日徒歩で回れちゃうくらいの、僕らバックパッカーにはちょうど良い感じの街。
インフォメーションで近辺のワイナリーの地図をもらい、一番近くて歩いて行けそうなところまで行ってみようって事で、Google mapでは25分。
実際歩いたら1時間。。。。の、ヴーヴレイ地区まで行きました。
サンジョルジュ村のワイナリーが6軒位連なっている辺りで、広大に広がるこの地方特産のぶどう品種"シュナン・ブラン"の畑に感動し、土の感触や温度を確かめ、鼻息荒く葉っぱの大きさや果実の色付き具合を独り言のように解説している様は、さぞ現地に住まわれている方と相方の目には気味悪く映ったでしょう。
いろんなワイナリーがあったのですが、唯一スタッフがいたのと、トイレを貸してくれたのがココ。
"Domaine Le Capitaine" AOC Vouvray
相変わらず失礼にもアポ無しで、飛び込みで訪問したにも関わらず、愛想良く出迎えてくれたのは当主の
アレン&クリストフ・キャピテーヌ兄弟のお兄さん、アレンさん。
初めに「僕ホントに英語あんまりしゃべらないけどいい?」とアレンさん。
大丈夫です、僕らフランス語どころか英語もあやしいもんで!と、心の声で私。
かくして9割ジェスチャーのワイン蔵見学会が始まりました。
ココから先は七割フランス語、二割強英語、残りは無理やり日本語プラス擬音でやりとりしたのでざっくりと行きます。
蔵内には巨大なステンレスタンクが3基。
その横には最新の?選果、圧搾機。
ひとつ奥の部屋にもう3基、一回り小さなステンレスタンクがあり、最後の部屋に樽が幾つか。
はい。蔵内部はそんなところです(汗。
お待ちかね(早。)試飲です。
こちらで使用されているブドウはもちろん全てシュナンブラン。
シュナンブラン。
そう。
私はいつもシュナンブランと聞くとレモンをかじった後のあの「酸っぱ〜〜」ってのを思い出します。(そこまで強烈ではありませんがイメージとして。)
ガツンと辛口がいい時にはもってこいです。
シュナンブランから作られるワインは特に柑橘系の酸味を感じるワインで、白身の淡白なお魚のお刺身やカルパッチョなんかに良く合います。
お肉なら豚のリエットやパテなどの軽い前菜ですかね。
まずは辛口(Secセック)、
中辛口(Demi secドゥミセック)
甘口(Moelleuxモワルー)
最後に極甘口の遅摘み、商品名(Cuvee Marie-Geoffreyキュベ マリー ジェフレ?)
をいただき、一番気に入った中辛口のタイプと試飲出来なかったスパークリングを買って帰りました。
アレンさんに、「日本でも買える?」と伺いましたが今のところ日本には取り引き先がいないので買えないと思うとの事。
でも日本に送るのは全く構わないのでメールで注文してよって言ってくれたので、サボリのワインメニューにいつか載せれるかも!?
相手はほぼフランス語しかしゃべらない。こっちは日本語と少しの英語と大げさなジェスチャーしか使えない。
でも下手に会話するより伝わった感があるのは気のせいなのか?!
アレンさんありがとうございます!!
Monsieur Capitaine!!
Je voudrais t'envoyer ton e-mail!
Merci beaucorp. A bientot!!